中国語暦四年目の上海留学

2017/2-2018/1復旦大学文化社会班。中国とわたしのあれこれ

一个人的中文水平如何迅速从中级水平提升到高级水平?

国慶節です。

 

5月くらいからあまりにも書くことを放棄し続けているのですが、最近またいろんなひととの出会いがあって、わたしにできる数少ない社会貢献の一つは発信することなんじゃないことなんじゃないかなあ、と思ってまた書くことにします。

 

今日は、中国語を専攻している(留学前~)学生が基礎をある一定まで伸ばし終わって、さてここからどうやってのばしていこうかなというときにおすすめの学習法について記したいと思います。

 

中国では主にwechatを連絡手段としていることは皆さんご存知だと思うのですが、そのなかの公众号(公式アカウント)が非常に便利であることはご存知ですか。

 
f:id:rishizi:20171003113947j:image

 

各会社の商品紹介から、イベント案内、ブログやエッセイを投稿する場、大学の学部紹介、部活紹介、ひいてはyoutuberのような人が個人ページを解説し、60秒程度のボイスメッセージを送るだけのもの、などなどあるのですが、その中で中国語学習者にお勧めなのが、

 

名文紹介のアカウント。

 

これのなにがすごいのかというと、ほとんどが音声付で、シャドウイングの練習に最適なのです。内容としては、だいたい10~20分程度で、ほとんどが人生や恋愛に対する考え方や、作家が書いた小説やハウツー本の一節などなど。

f:id:rishizi:20171003114126j:image


f:id:rishizi:20171003114133j:image

『10点读书』『365读书』がおすすめです。

 


f:id:rishizi:20171003114224j:image

これが文章の内容。毎日送られてきます。

 

 「彼があなたを愛しているか愛していないかはこれを見れば一発」

「習慣があなたの一生を決める」

「一緒にいて心地よい人と一緒にいましょう」など…


f:id:rishizi:20171003114346j:image

 こんな感じで音声ボタンを押すと音声が再生され、文章を見ながら音声に合わせて読むことができます。

 

母語で見てみるとちょっとうさんくさいけれど、中国語だとなぜかかっこよくすてきに見えてしまうから不思議です。

もともとわたしはこの手の中国語の抽象的な物事や人生論などを語っている文章を読むことが結構好きなのですが、人生について熟考しながら中国語を伸ばすことができるこの方法はまさに一石二鳥ではないかと思います。

 

うちの大学の語学文学コースに、 新闻联播を音だけで聞いてから文章を読んで、さらに先生(外大OBで外務省にいるO田先生)の解説を聞くというものすごい授業があるのですが、その授業でも先生が 新闻联播のシャドウイングをおすすめしていました。その先生は中国語がありえないくらい上手で(こんな言い方も失礼かも・・・)、いまでも通勤時間に毎日新闻联播を聞いているそうです。

中国のニュースを勉強したい人にはこちらもいいかもしれません。

 

中国語は数多くの外国語の中でもとにかく音からはいるべき言語だと思うので、初心者でも中級者でも高級者でも、シャドウイングをするのが一番効果的なのではないかと思います。

 

わたしも一年生のときはリカワンの音声をききながらぶつぶつつぶやきながら通学したり、二年生のときは中国人や先輩に録音してもらった音声をききながら語劇の長台詞をひたすらぶつぶつつぶやきながら通学したりお風呂でもつぶやいたり、とにかく怪しい人でした…それにしても語劇では足を引っ張りまくってせりふ覚えも悪いし演技もへたくそで、泣きながら練習してたなあ(老害

 

おわり。

 

上海拉面竞技馆(上海ラーメン競技館)に行ってきました

一か月半に渡る一時帰国を終え、上海に戻ってきました。

11日から秋学期が始まります。

はやくも残り半年になってしまいましたが、後期も引き続き上海での生活を楽しみつつ中国語を伸ばしたいと思います。

 

今日はラーメン好きには見逃せない上海にあるラーメン共和国(道民にしか伝わらない・・・)について書きたいと思います。

 

上海地下鉄 八号線 曲阜路直結の大悦城というデパートの中に拉面竞技馆というラーメンストリートがあります。
f:id:rishizi:20170828143231j:image

博多のお店や兵庫のお店など現在七店舗が入っているのですがその中に北海道富良野発のお店があります。
f:id:rishizi:20170828143247j:image

その名も、(有)とみ川
f:id:rishizi:20170828143329j:image

 

六月末に始めて参加した上海どさんこ会という集いで店長こと富川さんに初めてお目にかかりました。昨日私がうかがった際もいらっしゃって、いろいろお話を聞かせてくださいました。

 

実はこのとみ川は2012年と2017年のミシュランガイドに連続して掲載されていて、二回連続掲載は日本で4つの飲食店しかないそうです。

また、お話の中でたくさんのこだわりとたくさんの“いちばん”が垣間見えました。

 

①ラーメン競技館七店舗の中でいちばんスタッフが少ない(仕込からごみ捨てまで、全てのスタッフが率先してさまざまな仕事をできるように教育)

ミシュランガイドに乗った中で唯一、オーナーがその店舗にいない(現在富川さんは主に上海にいる)

③上海で唯一の日本ミシュラン獲得飲食店

④ラーメン競技館総合受付の阿姨「とみ川の接客がいちばん丁寧だし、ラーメンもいちばんおいしい」

 

富川さんはこのようにおっしゃっていました。「正直ここで売れようとするんなら、味よりも呼び込みが大事。だからスタッフには日本式の接客をいちから叩き込んだ。大きな声でいらっしゃいませありがとうございました、ラーメンが出来たときにはキッチンがホールにお願いします!と声掛けをし、お客様が座るときには椅子を引いて座りやすくする。日本の当たり前を、日本の文化をここでは味わってもらいたい」。

小さなお子様連れのお客様が来た際、赤ちゃん用の小さな椅子を貸し出ししていたのも印象的でした。日本では当たり前なサービスも、上海で、それもラーメン屋で提供していることに驚きました。

 

肝心のラーメンはこんな感じです。
f:id:rishizi:20170828143358j:image
中国人はあっさりしたラーメンが比較的好きみたいで、まさにとみ川のいちばん人気のラーメンは中国人に受ける味だと思いました。

 

九月下旬には古北のほうにも新しいお店がオープンするそうです。「オープニングから日本人スタッフは俺しかいない」と語る富川さんに理由を問うと、「日本人がいたらそりゃ簡単に伝わるし通訳だってしてもらえるけど、俺だっていつもいるわけじゃないし、これから中国人だけでやっていかなきゃいけないのに、それじゃ意味ないじゃない」とおぅしゃっていました。

 

今まで中国語を使って何かをしたい、専攻の中国語をいかしたいという思いが強かったのですが、富川さんのお話を聞いていて好きなものを極めるためや好きなものをもっと多くの人に味わってもらうために中国語が存在するという考え方もあるということを再認識しました。

 

上海とみ川さんの情報は店铺详情から見ることができます。上海にいる方はぜひぜひ行ってみてください。

宋芳茶馆に行ってきました

日本ではプレミアムフライデーですが、中国では端午節のため振替出勤を控えた前日ということで決して華金ではない本日。

(中国では日本のハッピーマンデーとは違い、祝日が月曜日ではなかった場合三連休を日月火として土曜日を振替出勤とする場合が多い)

参考までに、中国の祝日と休日のカレンダー 2017年 | 祝祭日と国旗、国歌、時差を調べる

 

そんなことはさておき、今日はゼミの先生にぜひ行ってレポートしてほしい、との任務を(?)受けたお茶屋さんに行ってきました。その名も、宋芳茶馆です。

サイトはこちらから:Songfang Shanghai

 

▼日本語説明も選択できます

f:id:rishizi:20170526221911j:plain

▼店舗は地铁10号线陕西南路の近くと、外滩の近くにありますが、中にお茶を飲めるカフェがあるのは陕西南路の近くの永嘉店だけだと思います。

f:id:rishizi:20170526232653p:plain

▼外見はこんな感じです。コンビニとか果物やさんが並んでいる通りに突如現れる三階建ての建物がまるまるお茶屋さんになっています。隣は集合住宅

f:id:rishizi:20170526230923j:image

f:id:rishizi:20170526231519j:image
f:id:rishizi:20170526231535j:image

以下、サイトから引用した説明文です。

上海の旧フランス租界に位置する「宋芳茶館」は、1930年代に建てられた集合住宅の一画にある魅力的なティーハウスです。

この小さな3階建ての建物は“里弄(リーロン)”または“シャンハイ・レーン”と呼ばれる古くからの住宅スタイル。

近所では遊びに夢中な子どもたちの傍らで主婦たちがエンドウ豆のさやをむいたり、老人たちが世間話に花を咲かせている—そんな、都市化が急速に進む上海では次第に姿を消しつつある昔ながらの生活風景が、今でも生き生きと広がっています。(公式サイトより)

 

 

わたしが行ったのは平日の夕方ということもあり人は少なかったです。

▼知識人っぽいおじさまたちが五人くらいで大学のあり方や孔子について議論を交わしていたのと(余談ですが、男たちで酒を飲むでもなく昼間からわいわい話している光景を見るたびに中国らしさを感じる)、
f:id:rishizi:20170526230126j:image

▼欧米系の観光と思しき老夫婦がお茶を片手に地図を広げていたのと、
f:id:rishizi:20170526230141j:image

▼仲の良さそうなカップルだけでした。(余談ですが、中国のカップルはなぜか横並びで座りがちです…今日は余談が多いな)
f:id:rishizi:20170526230307j:image

▼一階が茶器と茶葉を売っているエリア、

(写真NGだったので外から撮ってますが、たくさんかわいい茶器がありました)
f:id:rishizi:20170526230412j:image

▼二階と三階がカフェスペースになっています。
f:id:rishizi:20170526230517j:image
f:id:rishizi:20170526230550j:image
f:id:rishizi:20170526230702j:image
f:id:rishizi:20170526230630j:image
f:id:rishizi:20170526230859j:image

カフェスペースは二階しか行ってないのですがテーブルが15ほどあり、ソファーが広くふわふわだったのでかなりゆっくりできると思います。
f:id:rishizi:20170526230056j:image

▼メニュー一覧です。私は中国紅茶の一番上に書いてあるものを頼んだのですが、今飲んでいるマレーシア紅茶よりも味に少しくせがあって美味しかったです。

中国のカフェのいいところは温かい紅茶を頼むとお湯をたくさんたくさんいれてくれるところ…しかも何時間いても嫌な顔されないし、日本って結構融通効かないしケチだなあって思います。

あと、ケーキもありますが貧乏学生には手が届きませんでした。いつかお金持ちになってケーキを食べ尽くしたいです。
f:id:rishizi:20170526235126j:image
f:id:rishizi:20170526235135j:image
f:id:rishizi:20170526235205j:image
f:id:rishizi:20170526235212j:image

 

(ここで再び余談ですが、陕西南路からお店まで10分ほど歩いている途中にお腹が痛くなり、お店に入った瞬間にトイレはどこですかと聞いて、二階にあるトイレに駆け込みました。トイレはオレンジのものすごくいいにおいがしました。ぜひトイレもチェックしてみてください)

 

最後になりますが、留学中の方でもし行く方がおられましたら注意事項があります。

現金、銀行カードでのみの支払いとなります。

支付宝も微信支付も不可以です。(2017年5月26日現在)

お会計の際に財布に20元しか入ってなくて、めちゃ焦って、初めて銀行カードで直接支払いしました。びっくりしました。

観光でしたら問題はないと思われます。携帯支払いが浸透した中国では、もはや留学生は現金を持たないことが多いので…。朝ごはんの2元の肉まんも、自転車ルール違反の罰金も、コンビニも、携帯のアプリに紐づけた口座から払います。

 

支払いの際にお店の人に「日本人か」と聞かれてそうだと答えたら、

「ガイドブックにもよく載っているし、テレビでも紹介してもらったことあるから日本人はよく来る。それにしても日本人はどうしてあんなにも本に載っているところに行きたがるんだ?」と言われて

「自分であたりのお店を見つける能力が低いのかも」って適当に答えちゃいました。すいません。

 

上海のおすすめのお店はアイツに聞いたら間違いないんだぞレベルになるべく精進いたします。

あ、でも上海に留学してもお金がないとあんまり楽しくない節があるので、留学する方はお金ためてきてください…

 

以上!明日授業受けたら三連休だ…

 

 

 

 

入乡随俗~中国語入力編~

中国語にも「入乡随俗」という、「郷に入っては郷に従え」と同じ意味の諺がありますが、まさに留学では中国での生活様式を学ばないと日々を過ごすことのが難しかったりします。

 

中国では日本で使えた各種SNSやインターネットブラウザが使えない場合がほとんどなので、まさに入乡随俗」の必要があります。検索ツール(中国版Google)としての百度、動画サイト(中国版Youtube)の优酷や土豆、短文投稿サイト(中国版Twitter)の微博などを有効活用することは必須ですが、そのほかにぜひおすすめなのが入力ツールをダウンロードすることです。

 

パソコンで中国のことを調べたり、授業の発表のために中国語でパワーポイントを作ったりするときに、パソコンにもともと入っていた中国語入力法ではどうも変換がうまくいかなくていらいらすることありませんか。特にうちの大学(外大)のパソコンは本当に頭が悪すぎていらいらすることもしばしばでした。

 

インターネットで調べてみたところ、複数あるピンイン変換入力のうち、

搜狗输入法というものが人気であることが分かりました。(確かにみんな使っているイメージがある)

f:id:rishizi:20170520151128j:plain

 

f:id:rishizi:20170520152329p:plain

▲ずっと使ってたけどランキング一位なのは知らなかった

 

f:id:rishizi:20170520150548j:plain

▲かわいい

 

f:id:rishizi:20170520153102p:plain

▲予測がたくさん出てくるので非常に便利かつ変換も優秀

 

けっこう便利なのでぜひおすすめです。

 

搜狗输入法 - 首页ここからアクセスできます。

 

最近自分語りの記事を書くことが多かったけど本来の目的はほんの少しでも人の役に立てるブログを書くこと…引き続きがんばりますのでもし知りたいことがあればぜひコメントしてください。

 

それでは。

 

三か月が経ちました

上海に来てまるまる三か月が経ちました。

信じられないほど書くこと、アウトプットすることから逃げ続けているのですが、今日ばかりは節目としてブログに向き合うことにします…

 

この一か月は、東南アジアという『海外』に出て、この中国という大きな国を、中国という大きな国で留学している自分を、見つめなおすことが出来た一か月でした。中国語を勉強してきたこの三年間、日本以外の国をほぼ知らなかった私にとって初めて本気でぶつかった『中国(大陸)』という外国のことをますます好きになり、好きが最高潮に達した時点での上海留学でしたが、『海外』に出ることによって視野が広がり(あ~使っちゃったよ留学生大好きワード)、少し冷静になることができたのではないかと思います。

 

例えば。物価はもちろんマレーシアやタイのほうが安いし、上海のほうがせかせかしててプライドが高いし、中国にいて自由だと感じられたのは自由ではなくてただのわがままだったりしたし、食べ物だっておいしいけど油っぽいし、上海は空気悪すぎてマレーシアで久々に澄み渡る青空見て泣きそうになったし。

 

だから、上海に帰ってきてから「はー、上海しんど。」と思うことが増えました。

 

しかし、そのような悶々とした日々の中である程度落とし込んで考えたのは

①旅行ではその国のいい面しか見えない

②留学の目的は、中国という国を少しずつよいところも悪いところも含めて理解すること

ということ。

 

…だめだ何言っても一般論になる。

 

でも、やっぱり中華人民共和国が出来てからの、違うな、改革開放してからの発展のすさまじさとか、根本にある社会主義という考え方とかーー例えば中国ではほんとに職業が多いなあと思います。デパートのトイレ掃除している人とか常に三人くらいいたりするし、8時くらいからでっかい法規持って道路掃除しているおじさんとかいるし、朝ごはんを外で食べることが日本より多い中国では朝6時くらいから夜まで肉まん売ってたりするし、食堂にはテーブルふく係がこぼされた残飯を捨てるためのたらいと雑巾を持ってつねにうろちょろしているし←どこまでが国家が関わっているかは分からないけど笑ーーに関しては本当にすごいなぁ、こんな大きな国を一つに纏め上げるの大変だったやろうなぁ、って尊敬せずにいられません。

 

  • 3か月目の反省

(中国語の目標)分からない単語を書き留める。

ぼちぼちかなあ…問題は覚えてないということ。

(日常生活の目標)自習する。

あんまり自習できなかったなあ。分からないことはすぐ調べるクセは少しずつつきつつあるのかなという感じです。

(上海生活の目標)上海凝集力工程博物館、上海市博物館、1920年毛沢東旧居に行くことができました。中国の多くの博物館は入館料が無料なのですが、中国人の友人になぜかと聞くと「そうでもしないと人はいんないでしょ」とのこと。

 

上海凝娶力工程博物館

住所:上海市長寧区長寧路878号(中山公園内)

 中山公園の中にある無料で見学ができる博物館です。展示は、嘗て貧しかった上海がいかにして世界も羨むような発展を遂げたか、それは共産党の指導のもと一致団結して努力した結果ですよといったストーリーに基づいた展示が為されています。そこには日本や西側先進国が多大な援助をしたことには触れておりません。見学を一通り終えてエントランスホールに戻る手前には、これまたお決まりの「反ファシスト戦争(抗日戦争)勝利70周年」の記念展示がなされていました。これほど見学する価値の無い博物館も珍しいですね。

凝娶力工程博物館 クチコミガイド【フォートラベル】|上海

レビュー笑った。『共産党がいかにして中国を(上海を)発展させたか博物館』です。個人的にはボランティアの炊き出しの様子とか上海市の区ごとの共産党大会の様子とかがあったりしておもしろかったけど。笑


f:id:rishizi:20170518220812j:image

▲入り口の様子


f:id:rishizi:20170518220838j:image

▲入ったとこにある共産党のモニュメント。みんなここで写真とってた。


f:id:rishizi:20170518220801j:image

▲90年代初めに、共産党上海市共産党委員会のもとでたてた“了解人、关心人、凝聚人”というスローガン。みんなでいっしょに改革開放をがんばりましょうみたいな感じだと思う。


f:id:rishizi:20170518220916j:image
▲昔の、お年寄りに対しての炊き出しの様子。中国にも炊き出しとかいう概念あるんやって感じです。

 

上海市博物館

住所:上海市人民大道201号


f:id:rishizi:20170518221110j:image

▲外観。休日に行った四階建ての上海博物館は午後になると人数整理のため行列が出来ており、無料にすることで参観する人を増やそうという政府の思惑は成功かと思われました。一方で、冷房の効いた博物館内では多くのおじいちゃんおばあちゃんがベンチに座ってとうもろこしを食べながら涼んでいました。


f:id:rishizi:20170518221611j:image


f:id:rishizi:20170518221249j:image
▲また、休日にもかかわらず社会訪問とおぼしき小学生が地べたに座り込み、熱心に少数民族のお面をスケッチしていました。

 
f:id:rishizi:20170518221630j:image

▲昔の陶磁器の展覧があって、たくさんのきれいな模様の入った器があった。時代ごとに並んでいるのだけど、だんだん模様がこったり入れ物の材質が変わるのが見えて面白い。

 

1920毛沢東旧居

住所:静安区安義路61号
f:id:rishizi:20170518221421j:image

この建物は、1920年に毛沢東が上海に身を寄せた際に、ここで革命を決意したとされる中国の現代史上、貴重な歴史遺産となっています。この建物の中には、毛沢東の当時の遺品や住居の様子が展示されています。入場料は無料で、しかも、写真は撮り放題です。そして、この展示場所の壁向こうには、中国現代アートのギャラリーが併設されています。名称が「MAO SPACE」という英語表記です。ケリーセンターという香港系のデベロッパーによる開発により、中国現代アートのギャラリーと毛主席というコントラストが現代中国を象徴していると感じました。毛沢東文化大革命は今だに理解出来ません。静安区安義路61号。静安寺嘉里中心(ケリーセンター)大規模商業施設 の中に潜む毛沢東の旧居です。近くには毛沢東寓所旧址、(茂名路)威海路583弄3、5、7号、4?D4。 1924年 夏、湖南から妻楊開慧と岸英、岸青の二人の幼子を呼び寄せた住居が残っています。

『上海の毛沢東寓所旧址には毛沢東の当時の遺品や住居の様子が展示されています。入場料は無料。』by 中国の風景さん - 公共租界のクチコミ - フォートラベル

 
f:id:rishizi:20170518221340j:image
f:id:rishizi:20170518221337j:image

毛沢東が昔実際に寝てたベッド。興奮する。


f:id:rishizi:20170518221438j:image

f:id:rishizi:20170518221443j:image


f:id:rishizi:20170518221544j:image
f:id:rishizi:20170518221519j:image

f:id:rishizi:20170518221522j:imagef:id:rishizi:20170518221527j:image

 

こんな感じで三か月目は少しずつ上海博物館めぐりを始めました。まだまだいろいろ見に行きたいところがたくさんある。

 

(友達の目標)こっちに来てから知り合った人とご飯に行く。真の友達になる。

うーん。ぼちぼち達成できたかな。

ブログに書いたように、香港人の友達と遊びに行ったり、上海駐在の商社マンの方々と飲み会をしてげろげろにつぶれたり、タイにいた友人の中国人とたまに連絡を取ったり、中国人の大学生と博物館に行ったり、日本人と中国人が混ざった団体で新疆料理を食べに行く会に参加したりしました。あと中国人の女の子とご飯を食べに行ってひたすら遠距離恋愛トークしてたな。

人と出会うことは簡単だけどその先関係を深めていくことの難しさを恥ずかしながらこの歳になって実感しているところです。

 

  •  四か月目の目標

迫りくる四か月目、いよいよ春学期も終わりに近づいています。早すぎる。

夏、たぶん七月は北海道に、七月中旬くらいから一か月ほど神戸に帰る予定です。会ってください!飲んでください!遊んでください!中国製品もなにか要望があれば代购しますのでお気軽にお申し付けください!(笑)

 

四か月目の最大のイベントは北海道から母が来てくれることです。この三か月間で得た微々たる知識を生かして楽しい上海旅行になるようにガイドできるようにがんばりたいと思います。

 以上!明日は学校の運動会で授業が休みなんだけど、その通知を今日もらった。いつも休みの通知が遅いのは、すごく中国っぽいと思う。

 

香港から来た“留学生”と仲良くなった話

先週末、仲良くなった香港人の女の子とその友達と一緒に、大学の近くにある日本料理を食べに行きました。

桃屋(政民路店)电话,地址(图)-上海-大众点评网

ここ、復旦大学の日本人留学生には有名な日本食レストランで、結構安くて味は悪くはないかなって感じです(笑)

留学されている方、これからする方はぜひ一度行ってみてください。

 

  • 香港の教育の話

その子たちは二人とも香港人なのですが、いろいろ話しているうちに2017年春学期だけの交換留学だということが分かりました。(てっきり本科生だと思っていた)

香港の国立大学で勉強していて、二人とも今三年生で、欧米に行くためには英語の試験の成績がいることと物価が高いことが理由で、大陸への留学を決めたそうです。

 

聞いた話によると、母語はやはり広東語で、香港では中学生のときに英語で授業をする学校といわゆる普通語で授業をする学校を選択することができるそうで、彼女たちは二人とも英語で授業をする学校に行ったんだったかな。

そのあと、行った中学校に合わせて高校も選択するそうです。

 

中等教育[編集]

香港の中等教育初級中学(3年間)と高級中学(3年間)の二段階であり、前者までが義務教育である。

香港の中学校のうち、約20%は英語で教育を行い、約80%は中国語広東語または普通話)で教育を行っている。

英語で教育を行う中学校は、「英文中学」、「英中」、「EMI学校(English as Medium of Instruction School)」などと呼ばれるが、中国語、中国史は中国語(広東語または普通話)で授業を行うが、その他の科目はすべて英語で授業を行い、教科書も英語で書かれているものを用いる。(中略)

中国語で教育を行う中学校は、「中文中学」、「中中」、「母語教学中学」などと呼ばれる。広東語または普通話で授業が行われるが、広東語で授業を行う学校でも、中国語や中国史の授業では普通話を使うことがほとんどである。

出典:香港の教育 - Wikipedia

 

もちろんわたしと話すときは普通語で会話してくれたのですが、(若干の広東語を履修しておけばよかったという後悔にさいなまれながら)いや~それがしゃべり方がゆっくりでかわいいのなんのって。笑

よく大陸の友達にも「大陸っぽくないね、…台湾?」といわれるそうです。(台湾も話し方がかわいいとよく言われている)

 

  • 寮の話

彼女たちは寮に住んでいるのですが、わたしたち“外国人”が住んでいる寮とも、一般の”中国人”が住んでいる寮とも違うところに住んでいます。話を聞いていると、二人一部屋で、四人で共同のシャワーを使っていると言っていました。私が住んでいるところは一人一部屋で四人で一つのユニットの中に住んでいるので、外国人留学生の少し劣化版の寮といったところでしょうか。

普通の中国人の学生たちは4~8人でぎゅうぎゅうが当たり前なので、

 

f:id:rishizi:20170508235830j:plain

f:id:rishizi:20170508235833j:plain

 

寮の質としては、

外国人留学生寮>香港台湾留学生寮>本科生寮という感じだと思います。

 

日本料理を食べた後、老板が非常にイケメンな最近できたばかりのビアバーで中国語の歌のライブを聴きながらゆったりしていましたが、彼女たちは突然、

「11時半にシャワーが使えなくなるから帰ろう」

と言い、急いで帰りました。(しかも15分するとお湯が止まるそう)ちなみに我々の寮は時間制限がないですが、本科生になるとそもそも部屋にシャワーがついておらず、大学の中にある公衆シャワー室にシャワーを浴びに行くそうです。

 

ちょっと難しいことはいえないですが、香港も台湾もそれぞれ香港と台湾でしかなくて、でもなんだか複雑で不思議だなあと思った一日でした。あいまいですみません。

会いたいひとに会うはじめての東南アジア

四月末に复旦大学の留学生旅行があったのですが、軽度の社会不適合者なのでその旅行には参加せず、東南アジアに行ってきました。目的は、マレーシアとタイに留学中の、わたしが尊敬してやまない先輩と高校の同級生がいたからです。名付けて「2017 会いたいひとに会うはじめての東南アジア」。

その国のことをよく理解しているひとに案内してもらって、普通の旅行では絶対に知ることができなかったことをたくさん知ることができました。副題は「大人の修学旅行」です。笑

以下、おもしろかったことと、わたしが留学している中国との比較を書き連ねます。どうかお付き合いください。

 

 【マレーシア】4/21~26

六日間、マレーシアのことに非常に詳しいとある先輩に案内してもらいました。尊敬する大好きな先輩で以前から気にかけてくださっていたのですが、今回の旅行では本当に本当にお世話になりました。

 

マレーシアは、小さな小さな国の中にインド系、中華系、マレー系と三つの民族がいっしょに住んでいて、地域ごとに住み分けが行われています。つまり、一つの家はインド系のひとが住んでいて隣の家には中華系が住んでいるというのではなく、ある程度ここのエリアは中華系で、ここのエリアはインド系で、というふうに分かれています。政党の支持も民族ごとになっています。 

そのことによって、たとえばエリアごとに食べられるご飯が違ったり、家の作り方が違ったり、モスクがあったりします。

イスラム教で豚肉とお酒を飲むことが禁じられているので、ムスリムのひとが住んでいるところでは、レストランには一切お酒は置いておらず、鶏肉がメインです。

 

・お酒

マレーシアは人口の60%がイスラム教徒なのでお酒を飲むことができず、物価に比べて酒税が高い。アルコール度数によって酒税が変わる。外でお酒を飲みたい場合は華僑系レストランや外国人向けのバーやカフェなどに行く。

・人にぶつかったときの対応の違い

マレーシア:絶対に謝る。多民族国家のため、それぞれがなるべく争いを起こさないように時を使っている。

中国:あやまらないこともある。前にわたしが前の人の靴を踏んでしまったとき、後ろすら振り向かれなかった。人が多すぎるのかなと思います。

・外見の違い

日照時間の違いによって平均身長が違うのは研究で明らかにされているみたいなのですが、マレーシアにいる人たちは確かにあんまり大きい人はいませんでした。マレー人は顔が小さめで、みんな二重で目がくりくりで本当にかわいかった。ヒジャーブをつけているから余計に顔だけの印象がはっきりしているのですが、美人さんが多く、男性も精悍な顔立ちをしている人が多かったです。マレー人の顔立ち大好きです。

・対日感情

マレーシアもタイも共通していることなのですが、基本的には親日だと思います。「経済援助など、お金をくれるから大好き」なんだそうです。伊勢丹があって中には日本のハイブランドのものがたくさんおいてあったけど、どのくらい買う人がいるのかはよく分からない。それ以外の感情としては、遠すぎてあんまり興味はないんじゃないかと思います。

・空港にて

入国審査は“ASEAN”という列と“その他外国人”という列に分けられていました。ASEANのほかの国から来ている労働者は手続きに少し時間がかかるため、手続きの早い旅行などで来ている外国人と分けられているそうです。

 

 

【タイ】4/26-29

高校まで北海道にいたのですが、高校時代の同級生で仙台の大学に進学した尊敬する同級生が、休学してトビタテで日本語教育インターン?とタイ語を学ぶためにタイに留学しています。タイでは今が夏真っ盛りであまりにも暑すぎたということと、短い滞在時間だったために観光しつくしたとはいえませんが、それでも久しぶりに会う友人といろいろな話をできた三日間でした。

タイに部屋を借りて一人暮らしをしている友人なのですが、クオリティ・オブ・ライフがわたしの1000倍くらい高くて復旦大学での寮生活が悲しくなりました。ううう

 

ことばを学ぶということ

ことばを専門にしている同士で、ことばについていろいろ話しました。

ことばの能力というのは潜在的で先天的もののようでもあり、顕在的で後天的なものなんだと思います。タイの日本人街にある古本屋でたくさんの日本の小説を買って読んだという友人は、もとからことばの能力がすごく高い人なのですが、たくさんの本を読んだことは彼女のことばの能力の向上に役立ったと言っていました。

みんなが言っている当たり前のことだけど、結局のところ、外国語を話す、書くときにはやはり母語の力がかなり関係してくるのだということを痛感します。表現の仕方は違うにせよ母語で表現の幅をもっていないと外国語学習は難しいなと思います。

このブログも、わたしの母語の力を向上することとインプットしたものをアウトプットすることを目標としています。

彼女を見習って、わたしもこの休学留学という人生最後の夏休み(現実は全くそのようなものではない)を使って本を読みたいです。がんばります。

 

タイ古式マッサージ

旅行最終日、Sukhumvitというところにある日本人街でタイ古式マッサージを受けてきました。2時間全身500バーツでだいたい1500円ちょっとです。安い。おばちゃんたちは微妙に日本語を話せて、メニューもすべて日本語で、しかも明朗会計でした。体勢について指示するとき「アオムケ」「ヨコ」と片言の日本語を使ってくれるので問題はありません。気持ちよすぎて爆睡してしまったのですが、最後腰を思いっきり回されて「いたたたたったたっ」と言うと「ボキボキ」「イタイ」と声をかけられました。あと、「ネムイ」と聞かれた(?)。疑問符がなくて1Q84のふかえりみたいな話しかたをするタイのおばちゃん、いとしい。

慢性だった腰痛がちょっとよくなった気がします。ありがとう。

・“駐妻”

案内してくれた友人が駐在員の奥さんのことを「駐妻」と言っていて、本人たちの前では「奥様がた」と呼ぶと言っていたのも合わせてつぼでした。“駐妻”はやはりタイ語への意識もそこまで高いわけではないらしく、年齢のせいもあって覚えもよくはないみたいです。

海外駐在する配偶者を持つことも大変だけど、お金を出して勉強しにきている学生からしたら本当にうらやましくもずるく思えてなりません。笑

しあわせそう

マレーシアもタイも共通することですが、この旅行を経て、中国はやっぱり がつがつしていてお金を稼ぐことに本当に目がなかったりプライドが高いなあと思いました。マレーシアのひとが「いや~、マレーシアは小さい国だからねえ~」と言っていたり、昼間や日曜日の夜遅くになっても外でお酒を飲んだり(大体は華人)、タイ人にとっての幸せは自分の好きなことをして家族といっしょに暮らしていくことだということを聞いていて、日本にも中国にもほとんどない考え方が、東南アジアにはあるんじゃないかなあと思いました。

 

 終わり。

海外旅行は初めてではないけど、東南アジアへの旅行、留学中ということで海外から海外への移動、そして一回の旅行で国をまたぐことなどはじめてのことがたくさんあった旅行でした。

いくつになっても初めてのことが経験できるというのは非常に幸せなことだと思います。

この旅行を通して、肩肘張ってた自分を少しだけ解放することができました。みんながみんなではないかもしれないけど、わたしが印象に受けた東南アジアのひとたちのように、楽しく人生を過ごすことができればいいと思います。

今まではほとんど海外といえば中国しか知らなくてバカの一つ覚えのように中国大好き中国最高と言っていたけれど、現実はそうでもなくて、生まれた国である日本、留学先の中国、そして第三国である東南アジアを比較することで中国の悪いところも、改めてすごいなと思ったこともたくさん見えました。

 

いい旅行でした。

お世話になった先輩と友人に感謝です。

わたしは引き続き、上海で頑張りたいと思います。