今日は授業で漢字の成り立ちについて学びました。小学校のときにやったような「山」「川」の成り立ちから始まり、会意文字についても学びました。
会意(かいい、會意)とは、漢字の造字法である六書(りくしょ)の一つ。既成の象形文字または指事文字を組み合わせること。会意によって作られた漢字を会意文字(かいいもじ)という。
(出典:会意 - Wikipedia)
そのなかで、男と女に関する漢字の説明がありました
- 男 田んぼでの労働力
- 婦 女が帚(ほうきの意味)を持っている 女性は多くの状況において家の中にいることをあらわす
- 娶 女を取る
- 妻 一画目の横線が「髪の毛」を、その横線と女という字に挟まれた部分が「手」をあらわす
漢字が作られた時点から女は男の下の地位であるべきだとみなされてきたということですよね。最近やっと男女平等、男女平等といわれていますが、こんなに昔からの習慣を変えることはなかなか難しいなあと思います。
さらに中国には在家从父、出嫁从夫、夫死从子ということばがあります。
嫁に行く前は父に従い、嫁に出てからは夫に従い、夫が死んでからは子どもに従うという意味です。
このようにことばからも中国の男尊女卑の考え方が理解できると思います。最近はだいぶかわってきているようで、
女朋友出门要跟“从” 、女朋友命令要服“从” 、女朋友讲错要盲“从” という笑い話もネットに転がっていました。
彼女が出かけるときはついていく、彼女の命令には従う、彼女の間違いには目をつぶると言ったような意味でしょうか。
これは関係ないけど衝撃的だったので…
- 取 古代では敵を殺したとき何人殺したかの証のために耳だけをひきちぎって持って帰っていた 又は「手」を表す
中国には汉典 zdic.netというサイトがあります。日本で言う漢和辞典のようなものでしょうか。漢字の成り立ちを調べることができます。先生がお勧めしてくれたので使ってみようと思います。
おわり。明日から清明節で三連休です。家にこもります。