散文と中文

神戸市外大中国学科卒業。復旦大学国際交流学院留学。中国語と中国と共に生きる自称エッセイスト。

中国留学:宋芳茶馆に行ってきました

日本ではプレミアムフライデーですが、中国では端午節のため振替出勤を控えた前日ということで決して華金ではない本日。

(中国では日本のハッピーマンデーとは違い、祝日が月曜日ではなかった場合三連休を日月火として土曜日を振替出勤とする場合が多い)

参考までに、中国の祝日と休日のカレンダー 2017年 | 祝祭日と国旗、国歌、時差を調べる

 

そんなことはさておき、今日はゼミの先生にぜひ行ってレポートしてほしい、との任務を(?)受けたお茶屋さんに行ってきました。その名も、宋芳茶馆です。

サイトはこちらから:Songfang Shanghai

 

▼日本語説明も選択できます

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▼店舗は地铁10号线陕西南路の近くと、外滩の近くにありますが、中にお茶を飲めるカフェがあるのは陕西南路の近くの永嘉店だけだと思います。

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▼外見はこんな感じです。コンビニとか果物やさんが並んでいる通りに突如現れる三階建ての建物がまるまるお茶屋さんになっています。隣は集合住宅

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以下、サイトから引用した説明文です。

上海の旧フランス租界に位置する「宋芳茶館」は、1930年代に建てられた集合住宅の一画にある魅力的なティーハウスです。

この小さな3階建ての建物は“里弄(リーロン)”または“シャンハイ・レーン”と呼ばれる古くからの住宅スタイル。

近所では遊びに夢中な子どもたちの傍らで主婦たちがエンドウ豆のさやをむいたり、老人たちが世間話に花を咲かせている—そんな、都市化が急速に進む上海では次第に姿を消しつつある昔ながらの生活風景が、今でも生き生きと広がっています。(公式サイトより)

 

 

わたしが行ったのは平日の夕方ということもあり人は少なかったです。

▼知識人っぽいおじさまたちが五人くらいで大学のあり方や孔子について議論を交わしていたのと(余談ですが、男たちで酒を飲むでもなく昼間からわいわい話している光景を見るたびに中国らしさを感じる)、
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▼欧米系の観光と思しき老夫婦がお茶を片手に地図を広げていたのと、
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▼仲の良さそうなカップルだけでした。(余談ですが、中国のカップルはなぜか横並びで座りがちです…今日は余談が多いな)
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▼一階が茶器と茶葉を売っているエリア、

(写真NGだったので外から撮ってますが、たくさんかわいい茶器がありました)
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▼二階と三階がカフェスペースになっています。
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カフェスペースは二階しか行ってないのですがテーブルが15ほどあり、ソファーが広くふわふわだったのでかなりゆっくりできると思います。
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▼メニュー一覧です。私は中国紅茶の一番上に書いてあるものを頼んだのですが、今飲んでいるマレーシア紅茶よりも味に少しくせがあって美味しかったです。

中国のカフェのいいところは温かい紅茶を頼むとお湯をたくさんたくさんいれてくれるところ…しかも何時間いても嫌な顔されないし、日本って結構融通効かないしケチだなあって思います。

あと、ケーキもありますが貧乏学生には手が届きませんでした。いつかお金持ちになってケーキを食べ尽くしたいです。
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(ここで再び余談ですが、陕西南路からお店まで10分ほど歩いている途中にお腹が痛くなり、お店に入った瞬間にトイレはどこですかと聞いて、二階にあるトイレに駆け込みました。トイレはオレンジのものすごくいいにおいがしました。ぜひトイレもチェックしてみてください)

 

最後になりますが、留学中の方でもし行く方がおられましたら注意事項があります。

現金、銀行カードでのみの支払いとなります。

支付宝も微信支付も不可以です。(2017年5月26日現在)

お会計の際に財布に20元しか入ってなくて、めちゃ焦って、初めて銀行カードで直接支払いしました。びっくりしました。

観光でしたら問題はないと思われます。携帯支払いが浸透した中国では、もはや留学生は現金を持たないことが多いので…。朝ごはんの2元の肉まんも、自転車ルール違反の罰金も、コンビニも、携帯のアプリに紐づけた口座から払います。

 

支払いの際にお店の人に「日本人か」と聞かれてそうだと答えたら、

「ガイドブックにもよく載っているし、テレビでも紹介してもらったことあるから日本人はよく来る。それにしても日本人はどうしてあんなにも本に載っているところに行きたがるんだ?」と言われて

「自分であたりのお店を見つける能力が低いのかも」って適当に答えちゃいました。すいません。

 

上海のおすすめのお店はアイツに聞いたら間違いないんだぞレベルになるべく精進いたします。

あ、でも上海に留学してもお金がないとあんまり楽しくない節があるので、留学する方はお金ためてきてください…

 

以上!明日授業受けたら三連休だ…