先週末、仲良くなった香港人の女の子とその友達と一緒に、大学の近くにある日本料理を食べに行きました。
ここ、復旦大学の日本人留学生には有名な日本食レストランで、結構安くて味は悪くはないかなって感じです(笑)
留学されている方、これからする方はぜひ一度行ってみてください。
- 香港の教育の話
その子たちは二人とも香港人なのですが、いろいろ話しているうちに2017年春学期だけの交換留学だということが分かりました。(てっきり本科生だと思っていた)
香港の国立大学で勉強していて、二人とも今三年生で、欧米に行くためには英語の試験の成績がいることと物価が高いことが理由で、大陸への留学を決めたそうです。
聞いた話によると、母語はやはり広東語で、香港では中学生のときに英語で授業をする学校といわゆる普通語で授業をする学校を選択することができるそうで、彼女たちは二人とも英語で授業をする学校に行ったんだったかな。
そのあと、行った中学校に合わせて高校も選択するそうです。
中等教育[編集]
香港の中等教育は初級中学(3年間)と高級中学(3年間)の二段階であり、前者までが義務教育である。
香港の中学校のうち、約20%は英語で教育を行い、約80%は中国語(広東語または普通話)で教育を行っている。
英語で教育を行う中学校は、「英文中学」、「英中」、「EMI学校(English as Medium of Instruction School)」などと呼ばれるが、中国語、中国史は中国語(広東語または普通話)で授業を行うが、その他の科目はすべて英語で授業を行い、教科書も英語で書かれているものを用いる。(中略)
中国語で教育を行う中学校は、「中文中学」、「中中」、「母語教学中学」などと呼ばれる。広東語または普通話で授業が行われるが、広東語で授業を行う学校でも、中国語や中国史の授業では普通話を使うことがほとんどである。
もちろんわたしと話すときは普通語で会話してくれたのですが、(若干の広東語を履修しておけばよかったという後悔にさいなまれながら)いや~それがしゃべり方がゆっくりでかわいいのなんのって。笑
よく大陸の友達にも「大陸っぽくないね、…台湾?」といわれるそうです。(台湾も話し方がかわいいとよく言われている)
- 寮の話
彼女たちは寮に住んでいるのですが、わたしたち“外国人”が住んでいる寮とも、一般の”中国人”が住んでいる寮とも違うところに住んでいます。話を聞いていると、二人一部屋で、四人で共同のシャワーを使っていると言っていました。私が住んでいるところは一人一部屋で四人で一つのユニットの中に住んでいるので、外国人留学生の少し劣化版の寮といったところでしょうか。
▼普通の中国人の学生たちは4~8人でぎゅうぎゅうが当たり前なので、
寮の質としては、
外国人留学生寮>香港台湾留学生寮>本科生寮という感じだと思います。
日本料理を食べた後、老板が非常にイケメンな最近できたばかりのビアバーで中国語の歌のライブを聴きながらゆったりしていましたが、彼女たちは突然、
「11時半にシャワーが使えなくなるから帰ろう」
と言い、急いで帰りました。(しかも15分するとお湯が止まるそう)ちなみに我々の寮は時間制限がないですが、本科生になるとそもそも部屋にシャワーがついておらず、大学の中にある公衆シャワー室にシャワーを浴びに行くそうです。
ちょっと難しいことはいえないですが、香港も台湾もそれぞれ香港と台湾でしかなくて、でもなんだか複雑で不思議だなあと思った一日でした。あいまいですみません。