散文と中文

神戸市外大中国学科卒業。復旦大学国際交流学院留学。中国語と中国と共に生きる自称エッセイスト。

日記:最近のこと


すっかり秋ですが、皆さまいかがお過ごしですか?
くだらない文章をつらつらと書くことに定評がある?けど、最近あんまりお気持ちを表明していなかったのでちょっとだけ書いたりしてみます。

私の最近はというと、比較的穏やかな生活を送っていて、いくつか新しいお気に入りのものや場所(とりわけ中崎町のバー)を見つけたり、新しい時間の過ごし方(またちょっとずつ中国SNSに向き合い始めている)を取り入れたりしているほかはわりと淡々と日々を過ごしています。

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あんまりうまくいかないなと思う時期があったりしていたら、どうやら今年は“本命年”(中国の厄年)だと言うことです。日本では年女ってけっこう縁起がいいイメージもあるけど、中国では自分の生まれた干支が厄年になるみたいで、日本の厄年とはちょっと違う。


とにかく、今年が始まる頃から「年女だから頑張ろう、、」と意気込んだりしていたけど、中国ではどうやらそうではないらしい。無事に一年をすごすことができるだけで儲けもんだったりするみたいです。おまえ日本人だろ、って感じだけど、まぁ都合の良いように考えるのがいいよね。

 

今まではずっと変化を起こすこと、変化が起きること、変化が起きそうなときに前髪のないチャンスの神様をしっかりとらえることが最も大事だとばっかり思っていた。特に大学のときなんかも一年ごとに環境や目の前のことが目まぐるしく変わったり、去年も転職して新しい環境に…と、変化を起こしている自分サイコー!みたいな感じだったけど、今年は文字通り“静観其変”の一年で、もどかしさを感じて気分がズーンと落ち込んだりしたときもありました。でも、きっと多分人にはたくわえる時期というものがあって、海の底のような場所で虎視眈々と?チャンスを狙っていたり、冬眠のように栄養を蓄えているのだと思います。今がそんな時期でありたいと思う。明けない夜はないらしい。

 

えーっと、、、たまに大きい会社に入ってバリバリのキャリアウーマンとやらになりたかったと思うときもありますが、現実は先輩にコテンパンにやられながらもゆるゆるとのびのびと企画をしたりしています。人はなりたい自分になるので、最終的なゴールがあれば大丈夫だったりするらしい。

 

大阪の北区には、天満も中崎町天六もあります。活気があって、漂流したよそものにも優しくて、ご飯が美味しくて今まで住んできたなかでいちばん大好きな街です。最近はとくに大阪都構想でワーワー言っています。

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天六交差点の安くて美味しいたこ焼き屋さん、天満の気張らないけどちょっとよいカウンターのお寿司屋さん、天満のコスパ最高のお寿司屋さん、数々のビール屋さん、梅田のお好み焼き屋さん、数々のラーメン名店とうどん名店、サウナ付きの銭湯。中崎町の、まだ行けていないデカ盛りモーニング。自分が選んだ環境と与えられた環境のなかで、好きな人たちを大切にして地に足をつけて引き続き生きてゆきたい〜です。