散文と中文

神戸市外大中国学科卒業。復旦大学国際交流学院留学。中国語と中国と共に生きる自称エッセイスト。

ちょっぴり宣伝:翻訳に携わった本が出版されました

思えば遡ること昨年夏。ご縁があって中国で出版されていたチベット旅行記を翻訳することになりました。後輩3人と中国人の友人の担当者と、特有の固有名詞に頭を悩ませながら、なんとか形にしたのが今年の春先だったかな…(校正とか丸投げで気付いたら終わっていたというのが事実ですが。。。。。汗)

やっと先日、Amazonにて販売が開始しました!!!!!

www.amazon.co.jp

 

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上海在住だった作者が、青蔵(青海チベット)鉄道に乗ってチベットに行き、愉快な人たちに出会ったり気ままに観光地を巡ったりする中での記録を文字とかわいいイラストで描いた"絵日記"になっていて、チベットへの憧れを膨らませながら知識を学ぶこともできる本になっています。かなり読みやすいので、ぜひ!

旅行の準備から始まって、高原病対策や青蔵鉄道の中のこと、いろいろなお寺や礼拝の方法まで書かれているのでこれを読めばチベット旅行の準備もバッチリ。笑

※ちなみに、中国大陸への旅行は15日以内であればビザは不要ですが、チベットへ行くためには専門の許可書が必要です。しばらくは行けなさそうですが、いつかは行ってみたい。

チベット自治区へ行くには入蔵証(入域許可書)が必要です。そして入蔵証を取得するためには、 現地ホテル+送迎車+ガイドなどを、政府に認可された旅行会社を通して手配し、 日程やお客様のお名前などを申請しなければいけません。

参考:チベットの旅入門|特集|西遊旅行

ちなみにこちらがもとの中国語版です。やっぱり中国の本、安い…笑

book.douban.com

 

最近は学生の時に比べて翻訳のアルバイトなどもできていないのですが、ことばそのものに触れることというのは外国語大学を卒業した学生として根本にあるものなので、ちょこちょこやっていけたらいいなぁと思っています。