散文と中文

神戸市外大中国学科卒業。復旦大学国際交流学院留学。中国語と中国と共に生きる自称エッセイスト。

備忘録:24歳から25歳へ

 

3月29日に25歳になり、社会人2年目が終わりました。

早生まれってややこやしい、といつも思っています。歳を言う必要がある時は「95年の代」と言ったり数え年で「25歳」と言ったりしていたので、やっと本当に25歳になったんだ、と少し感慨深いです。

「年齢なんてただの数字でしかない」とどこかの女優さんが言ったりもしていますが、いちおう世間では「人生の節目」だとか「アラサー突入」だとか言われているそうで、伸ばし伸ばしにしていた恒例の振り返りをしようと思います。

rishizi.hatenablog.com

 ちなみに、これは去年誕生日に書いた文章です。疫病が少しずつ日本や世界を蝕みつつある時だったのかなと思うのだけど、それにしても若いし無敵な感じ。一年という時間が与える重みを感じます。

 

目次

 

24歳という一年

2020年という一年は、もしかしたらそう多くの人がそうであるかのように、ひどい一年でした。年女なので、頑張ろう!絶対いい一年になる!と意気込んでいたのですが、そうはうまくいかなかったな、という年だった。去年の後半くらいに気分が落ち込んでいた時期があって、中国人の友人に相談すると「中国では年女ってあんまりいい一年じゃないんだよ」と言われ、あ、そうなんだ、と思ってそれからはまぁそういう一年もあるよね、って。都合の良い生き物、それが人間です。

j.people.com.cn

 今からちょうど一年前くらい、大自炊時代の到来により、某市場に日曜日の朝からいそいそと買い出しに出かけておうち焼肉、おうち寿司、おうち餃子(皮から)、炊飯器で豚の角煮、おうちお菓子作りなどを飽きることなくローテーションしている時期もありました。思えば24歳の誕生日も家で敬愛する糸井重里氏の"イベントう"(関西Ver.)をしました。

ほぼ日刊イトイ新聞 - イべんとう

また、去年からなんとSwitchをちょこちょこやるようになりました。ゲームといえば幼き頃にポケモン太鼓の達人くらいしかやりこんだ記憶しかなくて、無人島で家を立てたり経験を整備したりするゲームや、全国津々浦々を悪い人に憑かれないようにしつつ時には荒稼ぎしながら電車に乗るゲームを生まれて初めて遊んでいます。通信のお誘いはいつでもお待ちしています。

毎年幸せな誕生日ウイーク

あんまり連絡していなかった色々な人から連絡をいただけたり、大好きな親友と彼氏からお祝いしてもらったりしました。

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誕生日が桜開花期間だというのは本州に来てから初めて気づいたこと。オールドレンズに悪戦苦闘しながら写真を撮ったりしています。

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今年の誕生日ディナーと誕生日ジン。ここのランチの坦々まぜそばが美味し過ぎて通っているのだけど、夜も美味しかった。

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tabelog.com

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恋愛について

インスタでよく投稿したりしていますが、私の考えていることがだいたいわかる一心同体の彼氏と仲良く愉快に日々を過ごして六年目になりました。これからも変わらず仲良く愉快に日々を過ごしたいと思います。

中国との関わり

コンテンツについて。動画を作ってはやめたり、モーメンツになにか書こうとしてはやめたり、ライブ配信を試みたりしていますが、中国への発信がなかなか続いていません。日本情報発信ブロガーなんて今では掃いて捨てるほどいて、すでにレッドオーシャンです。中国SNSをいじることは仕事をするうえでの勉強にもつながってくるので、趣味の範囲でちょっとずついじっていきたいです。

翻訳について。たまに日⇨中のエンタメ動画字幕翻訳をしたりしています。翻訳で食べていけるようになればすごく理想的ではあるけれど、今のところは副業的な立ち位置でしかないなぁ。

ドラマについて。旅行に行けない今、中国ドラマが私の中国エキス吸収もとです。今は刘涛が主演の《陪你一起长大》という、小学校入学前の子どもの教育にまつわるドタバタ親子コメディハートフルドラマを見たりしています。

ドラマではないけど、《创造营2021》は見よう見ようと思ってちょびっとしか見ていない。

 酔い生活

クラフトビールも相変わらず好きですが、最近はもっぱらジンにはまっています。ジャパニーズクラフトジンの先駆者とも言われている京都の「季の美」のお店にも行ってみたり。

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いわゆる「行きつけのバー」ができたことも24歳のハッピーな出来事の一つです。最近は疫病と極端な時短営業のせいでなかなか行けていなかったりしますが…。ここはクラフトビールとジンとウイスキーのバーで、好きなジンの系統がなかなか定まっていない私に刺さりそうなジンを、"ジンの大喜利"と称して出してくれる素敵な店主さん。中崎町駅が最寄りなので、お近くにお越しの際はぜひ。

25歳の抱負

出会ってきた言葉の中で、特に25歳という一年のなかで大切にしたい言葉がいくつかあるので抱負としてここに記します。

一つ目は、敬愛する作家の一人である辻仁成さんの「スーパーポジティブ十ヶ条」。未来の見えない中で、どれだけ前を見て、なりたい自分に向かってぶれずにひたむきに生きていけるか。

二つ目は、前職の「仕事がうまくいく作法」として伝えられていた9条の中から。

  • 仕事は合意することから始める。組織における怒りや悲しみの90%以上は、合意されていない期待から起きる。
  • 物事の本質を見つけたければ、“なぜ”を繰り返し、問題ドライバーを見つける。
  • 指示は絶対。意思決定されたら、合意していなくても自分が決めたことのように業務を遂行する。
  • できない理由でなく、できる方法を考える。できない理由は、誰でも思いつくことであり、私達はできないことをやりたい。

最近は、グロービスMBAクリティカル・シンキング[改訂3版]を読んでいて、問題の本質を捉えてそれをスムーズなコミュニケーションで相手と共有したり自分の望む行動を相手にとってもらったりできるようなトレーニングをしたりもしています。

 

ぬるりと始まってしまった25歳ですが、24歳よりも、より美しく、より酔く、シュッとした大人になれるように毎日継続できることをコツコツと続けていきたいです。

25歳の私もどうぞよろしくお願いいたします。