京都大学 観光MBA 修了しました。
卒業見込み一覧を見てもなお半信半疑で、学位記が手元に来た時に感動してちょっと泣いた。
喉元過ぎれば熱さを忘れると言うが、2年間の灼熱の苦しみを忘れるには1か月で十分だった。自分があのキャンパスで学んでいたことがすでに信じられないくらい新たな日常がやってきて、ちんぷんかんぷんな基礎科目で落第におびえていたことや、ゼミでそれぞれ全く異なるテーマの研究をわいわい言いながら進めたこと、人生論、仕事論、MBAとは?などの議論を交わした飲み会の記憶も、すごく昔の出来事のような気がする。
まずは修了できてよかったです。大学院で出会ったすべての方々、そして2年間応援してくださった皆様に感謝を申し上げます。
MBA、それも京都大学の観光MBAに通ってよかったな、と思うことを書き連ねたいと思う。
・人生において目標にしたい素晴らしい学友たちに出会った
・今風の言葉で言うと「言語化」がうまくなった
・なるべく一次情報や信頼できる先行研究などを読むようになった
・なぜ?を掘り下げることができるようになった
・人間死ぬこと以外はかすり傷、を身に持って得た
・東の経営学者と西の経営学者の傾向の違い、経営学の系譜や今の研究のトレンド?がざざっと理解できた(語れるまでとは言っていない)
・日本における観光振興の系譜についてざざっと理解できた
・観光庁、DMOの取り組みがわかった(観光庁のサイトめっちゃ見た。資料の宝庫)
・ちょっとだけクリティカルに意見を述べることができるようになった
・人の前で発表することが怖くなくなった
・理論と実践を往復し、経営学は経営に必要なのかということをひたすらに問いかけられた
・世界が広がった(中国に目が向いていたけどもっとグローバルな世界があるということに改めて気付いた)
・なんか難しいことにぶつかった時にとりあえず理解してみようと思えるようになった
・DMCとして、生まれ育った当別町に恩返し、そして当別町の素晴らしさを伝えていく仕事に関わるためのスタートが切れた
そもそも日本では文系と理系という二項対立的な分け方で学問を分類されることが多いが、経営学はその両方を横断する領域であり、外国語学部出身の自分にとっては正直容易ではなかった。
観光MBAなので、もっと観光の勉強ができるのかと思っていたが、思っていたよりはめっちゃMBAで、それでも、統計分析ごりごりできるようになりました!も、財務マスターです!になることもなく(泣)、どちらかといえば「考え方」や「問いの立て方」を叩き込まれた2年間だったと思う。
自分のお仕事について。
会社を作っていなかったら、MBAを引っ提げてどこの組織に所属していただろうかと、すでに暗闇の中に入ってしまった分かれ道を考えることもいまだにあるが、それでも自分で選んだ道を信じてこれからも進みたい。
観光業がこれだけ成長産業としてさまざまなところから注目されていること、そしてそのような業界に身を置いていることに、とても幸せなことだと感じている。
旅行業は思っていた以上に参入のハードルが高く、身の回りでも「やりたいけど資格がないので…」という人は意外と多い。(自分は通訳案内士の免除で資格を取得したが、なぜ一発で合格できたのかは正直よくわからず、運が良かった部分も大きいと思う。)
前を向いてできることをこつこつとやっていきたいです。
絶賛お仕事を募集しています。観光プロジェクト、ツアー手配、中国語ガイドなど、企画から実務まで柔軟に対応可能です。
今の自分の状況はまったくキラキラしておらず、見た目だけ華々しい経歴(自称)に比べれば、自慢できるような売上も、セミナーで登壇できるような実績もありません。まずは、深く、そして真摯に観光経営に向き合っていきたいです。
来週30歳になるので、元気だったらハロー30歳の記録を改めてつけようと思います。
外国語学士&経営学修士(専門職)となった伊藤を、今後もよろしくお願いいたします。
成績優秀者の方のスピーチが素晴らしすぎたので、それをリスペクトして英語で一言。笑
Go wild & Happy!







