散文と中文

神戸市外大中国学科卒業。復旦大学国際交流学院留学。中国語と中国と共に生きる自称エッセイスト。

旅行:中国縦断旅行の回想

そういえば、去年の今頃は中国を縦断しおわったのを思い出しました。

160310 中国を縦断しおえました - memeda

 

黒竜江大学のお迎えを横目に見ながら(その日、その時間をめがけて飛行機のチケットを取ったのであのせまいハルビンの空港で目にしてしまったのは仕方がない)、市内までの高速バスの乗り場を捜したあの日から、

タクシーの運ちゃんにほっぺにキスされたり、

長春にいた同級生に会ったり、

沈先生に食堂のご飯をご馳走してもらったり、

夜行列車に乗って行ったチンタオでビール博物館に行き昼間からいい気分になったり、

上海で冬装備をそっとユースホステルに置き捨てたり、

K先生の授業でさんざんやることになった西湖を実際に見たり、

広州でお金持ちのおっちゃんの家に泊まったり、

海側だけだけどほんとに上から下までずーっと、いちおう一人で旅行したのは本当に楽しかったし、はじめて上海や復旦大学に足を踏み入れられて、いまの留学生活の土台になっていると感じます。

 

中国のいまを知る授業を受けたり、中国で働いている日本人の話を聞いていて、確実に言えるのは「中国はまだまだ伸びる」ということ。

マスコミでは中国はもうだめだとかGDPの伸び幅がたいしたことなくなってきたとかなんやかや言っているけど、中国にいると内陸をどんどん発展させていこうとがんばっている雰囲気をひしひしと感じます。

中国にはご存知のとおり55の少数民族があってけっこう内陸のほうに多く住んでいるんですけど、そもそもは彼らは書き言葉を持たないし、内陸のほうにあるから交通も不便だし山ばっかりだし、大学へもいくのも大変でした。だから政府が全部お金を出して、北京や上海に少数民族のための学校ができたり、大学試験の点数をかさまししたり(!)、文化を消滅させることを防ぐための取り組みがしっかりなされているように感じます。

人口規模が違うから動くお金の規模もぜんぜん違う。

中国は国としてもまだまだ発展すると思うし、日本の中国への投資とか貿易とかもまだまだいけると思う。日本はまだまだ中国のことを助けてあげる(えらそうな言い方だけど)ことができるし、ビジネスチャンスもたくさん転がっているように感じます。

 
f:id:rishizi:20170315012256j:image

世の中にはたくさんの言語を専門にする大学があるけど、中国語を専攻して本当によかったなあと思うのは距離が近いことです。

5年後、10年後、20年後の中国の発展の歩みをすぐそばで見ていけることがうれしい。隣国としてできることがまだまだたくさんあると思うのです。

演劇:赖声川《暗恋桃花源》を観る

今日は赖声川監督の《暗恋桃花源》を観に行きました。
f:id:rishizi:20170311230455j:image
f:id:rishizi:20170311230517j:image

劇場は徐家汇にあるデパートの中に入っていて、どうやら赖声川自らが2015年に設計したようですが、がやがやした中に突如として黒を基調としたシックな空間が現れたので入るときは気が引き締まる気持ちになります。
規模は600人ほど収容できるくらいで、主に彼が監督を務める作品ばかりを公演しているので、日本で言うと四季劇場や宝塚のような感じでしょうか。

こちらから劇場の概要が見れます。http://www.theatreabove.com/site/


《暗恋桃花源》は去年、わたしたち神戸市外大中国語劇団が扱った作品です。

今年で初公演から30周年を迎えたため、この時期に、劇の舞台にもなっている上海でまた公演を行うことになったのでしょう。

まさか留学中に生で見れるとは思わなかった。まちがいなく上海に来てよかったと思えることの一つです。

 

ここから関係者向けになりますがご了承ください。

役者の皆さんはマイクをつけているので声を張る必要がなく演技が非常に自然でした。
でも、外国人だから下手な発音もたくさんあるかもしれないけど、必死さや体を張ってお芝居している気迫のようなものは絶対に私たちのほうが勝っていると思いました笑
いまだにみんなの演技やせりふの言い回しが脳裏に焼きついていてすごく恋しくなりました。去年のあの劇はあの配役で、あの裏方じゃないと成り立たなかった。

 
f:id:rishizi:20170311230357j:image
今回のお芝居では左右に英語字幕がつけられていたのですが、改行やフォントやいわゆる“見やすさ”なんてこれっぽっちも気にしていないようだったし(なぜ文字が黒字背景に赤色なんだろう?)、
f:id:rishizi:20170311230430j:image
最後の江夫妻の抱擁シーンには陰をつくる照明なんてなかった。ブランコと桃の木の背景と桜の花吹雪はさすがにわたしたちには無理だったけど…笑

 

袁老板はイケメンで将来有望な男優のようなポジションで、逆に老陶が桃花源の監督のような感じです。
江太太は劇中劇のときに完全に台湾の方言で、云之凡の標準語との対比が印象的でした。(特に台北病院で之凡があらわれるところ)

江宾柳が「我已经写好了一叠信给你」というせりふがあるのですが、あがっている動画などで量詞dieをめちゃめちゃ強調しているんですよね。
これ練習のときからなんでなん?って問題になっていたのですが今回もやっぱりそうでした。特別な意味があるのか、それともそうやって読むものなのか?

あ、ちなみに順子はやる気があんまりなくて声のトーンがすごく低い、日本語で言う草食系男子っぽい感じでした笑
でもおいしいとこだけちょこちょこ出てくるとてもいい役です。たくさんせりふ削られたけどわたしは彼を演じられてよかったです。
去年の語劇では人数不足で削られた副監督や小林もいい味を出していました。

袁老板と順子の掛け合いはやっぱり中国人には馬鹿受けしていて、中国語でのおもしろさやネタ要素を日本語に翻訳する難しさを痛感したところです。
監督の台湾方言を江宾柳普通語で言い直して確認する場面もあったのですが、そこも受けていました。英語字幕を確認している中国人もいました。それくらい方言の違いは大きいです。

 

物販のオリジナルTシャツや会場の壁には両劇団のセリフが書きしるしてあったのですが、暗恋バージョンが「这些年,你有没有想过我?」で、桃花源バージョンが「时间愉悦的过去了」「放轻松放轻松放轻松」でした。暗恋に対して桃花源はチョイスそれでよかったのか?!って思ってしまいましたが(笑)

 
f:id:rishizi:20170311230242j:image
f:id:rishizi:20170311230253j:image

あとは中国人の鑑賞マナーとして、わずかですが観劇中にWechatしたり写真を撮っている人がいて、あんまりよくはないかなあと思ってしまいました…

 

 

久しぶりにお芝居を見てやっぱりあの雰囲気がだいすきだなあと思いました。お金のかかる、たまにしか楽しむことのできない趣味です。


f:id:rishizi:20170311230549j:image

中国留学:クラスメイト、ご飯、うさんくさい

●わたしのクラスメイト

・韓国人、女、推定30歳

 中国語ペラペラ。素食(卵も魚も食べないわりと上級のほう)で、いつも自炊か食堂の素食専用のご飯を食べている。中国人に韓国語を教える仕事をしたりしていた。いまもしているらしい。

・ドイツ人、男、27歳

劇団に所属していて現在は巡業公演中で世界を飛び回っているお母さんがいて、先日台湾に会いに行っていた。ドイツは子ども手当てが最長で25歳までもらえるらしい。

中国の歴史や政治に詳しくて上海博物館も何度も行っている。食堂にはマイ箸を持参。まさかの寮がわたしの真上。

ウクライナ人、女、大学生

声調がない(笑)ロシア語とウクライナ語が話せる。一応母語ウクライナ語。

 タバコ吸うんだけどめちゃ絵になる。

 

みんな真面目で自分の意見を言うのがうまいので、わたしはすごく落ち込んだりします。

最近はちょっとずつ仲良くなって食堂でご飯を一緒に食べたりいろんなこと話したりしている。みんな違う国同士で中国語を使わざるを得ないので、がんばってやりとりしています。

 

●ご飯について
f:id:rishizi:20170311021116j:image

甘い豆乳は中国人にとって朝に飲む飲み物のイメージがあります。わたしも好きなんだけど、日本のより味が薄い…でもいままで無調整派だったけど、甘くて味の薄い豆乳も悪くはないです。

これは食堂の豆乳なのですが、ビニール袋みたいなのに入っていて、どうやって開けるのか分からなくて、箸を刺してチューチュー吸いました。こぼしました。もう食堂では飲まない。(どうやって飲むかご存知の方がいたら教えてください)

そのへんで売っているのはストロー付いているんだけどな…


f:id:rishizi:20170311021556j:image

木曜は上海最安であると言われている焼肉55元無制限食べ放題に行きました。地下鉄を3回程乗り換えました。復旦の日本人留学生の間では有名らしいです。

平日だったからかおばちゃんたちが暇すぎて五分に一回くらい鉄板を替えに来てくれるんだけど、いっぱい肉のっているからそのたびに移すのがめんどくさいけど途中からもはやおもろくなってきてしまった。

キムチ、野菜も食べ放題です。ちなみに無料の飲料水は生ぬるいです。中国。

 

●うさんくさい
f:id:rishizi:20170311021841j:image
f:id:rishizi:20170311021850j:image

今日は復旦日本人留学生交流会がありました。

くるくる回る中華を食べたんですけど、(一枚目が私の大好きな红烧肉で二枚目がなぜこのタイミングで出てくるかっていう白米、しかもどどーん)

新歓のはずなのになぜか本科生がたくさんいて仲間うちできゃっきゃしていたのでいい加減にせいと思いました。笑

いろいろ日中友好の関連団体を紹介していたけど、だいたい日中成人式とかうさんくさいねん。浴衣着てるし笑

 

留学しているひとってみんななんであんなに自身に満ち溢れている顔をしているんだろう、なんてクセが強いんだろうと真剣に思った。もはや人生は成功ですみたいな看板ぶら下げているように見えた。疲れているのかな私。幻覚かな。

そんなこんなでwechatを適当に何人かと交換して、しんどすぎて一人でヒューガルデン飲みに行きました。

以上。色々最近思うこともたくさんあるのでがんばって書き留めたいです。

 

まとまりがないけど、大家周末愉快〜

中国留学:ご飯のこと、料理油のこと、居留申請のこと

 ・今日のごはん

食堂の小籠包が四元で食べられることは、中国の物価の安さに感謝をしなければいけない理由の一つだと思います。

f:id:rishizi:20170307225641j:image

 

昼ごはん、これで八元くらい。最近ご飯の量を変えられることを知りました。「两」という単位を使います。これは中国語では「二」という数字を表すのですが、一斤の十分の一で50gを指します。道理で今まで何も言わなかったらものすごい量が盛られていると思った。

これからは、「一两」で頼みます。ダイエットダイエット。
f:id:rishizi:20170307225801j:image

 

こっちに来て初めて自分でビール買って飲みました。ロシアに留学に行っていた友達からもらったモスクワ大学の栓抜き、クラフトビールフェスタに行ったときのグラス、とても重宝しています。右側にあるのはひまわりの種。

f:id:rishizi:20170307230243j:image

 

・トイレ

最近部屋の共同トイレの扉が油が足りていないようで開け閉めするたびにぎこぎこしていたので、今日直してもらうように言いにいきました。

 わたし「すいませんトイレのとびらめっちゃぎこぎこしてるんですけど油差してもらえますか?」

おばさん「じゃあ油なんでもいいから自分でさしなさいよ、ほら料理で使うやつとかでいいからさ」

わたし「いやそれは無理です」

おばさん「は?生活に差し障りあるの?ないでしょ?」

わたし「音不気味で夜トイレ行くのこわいんです」

おばさん「わかった後でおっちゃん行くから部屋で待ってなさい」

10分後、おじさんが工具を持って部屋に来て、何度も何度も油を差したり確認したりして直してくれました。

何事も言ってみるのがいいですね。料理油させは中国っぽいですね。

 

・居留許可申請
f:id:rishizi:20170307230203j:image


f:id:rishizi:20170307230213j:image

f:id:rishizi:20170307230208j:image

中国へ長期留学へ行く関西圏の皆さん、心斎橋でビザをとって満足しているだけでは中国は許してくれません。入国した後にもう一度こちらのビザセンターで入国の手続きが必要なのです。
これに関してはいろいろとめんどくさいので、もしこれから留学する後輩がいたら連絡をいただければわかる範囲でお教えします。(わたしもよくわかっていない)

ただ一つ救いだったのは、このビザセンターが復旦大学からわりと近く、自転車でいける距離にあるということです。

ビザに関してはこちらに着いてからの留学手続きのときにいろいろあると思うので、流れに従っていれば何とかなると思います。

 

おわり。明日は世界女性デーですね。中国では雑誌で大々的に特集が組まれたり、地区ごとに「今年活躍した女性10人」が選ばれたりしているようです。

中国留学:留学二週間目を終えて

27号的相田みつを语录
日语“批判はしたけれど自分にできるだろうか”
英语“It is easy to criticize others,but it is also important to ask myself whether I can do that."
汉语(自己翻译)”你会批评他,可是反正你你办得到吗?”

28号的相田みつを语录
日语"セトモノとセトモノと ぶつかりッこするとすぐこわれちゃう どっちかやわらかければだいじょうぶ やわらかいこころを持ちましょう"
英语"When chinaware bumps chinaware,it breaks easily.If one of them is soft,it will be ok.Let's have soft hearts."
汉语(自己翻译)"如果陶器撞了瓷器,就都粉碎了。如果哪个很柔和,就好了。人也是一样吧,大家需要有柔和的精神。"

1号的相田みつを语录
日语“いまから ここから"
英语“it starts here and now"
汉语(自己翻译)“从现在开始,从这里开始”

2号的相田みつを语录
日语“つまづいたっていいじゃないか 人間だもの”
英语"it's ok to stumble,isnt it?we are human,after all."
汉语(自己翻译)“人总会磕磕碰碰”

3号的相田みつを语录
日语 なるべくなら うそのないほうがいい
英语 There should be preferably no lie
汉语(自己翻译)尽可能不说假话

4号的相田みつを语录
日语 なやみはつきないな 生きているんだもの
英语 anxiety will exist as long as we are alive
汉语(自己翻译)世间有不尽的烦恼 因为我们都是活着的

5号的相田みつを语录
日语 いいことはおかげさま わるいことは身から出たさび
英语 If good thing happens,i owe it to others. If a bad thing happens,it is my own fault.
汉语(自己翻译)一个好事多亏大家的帮助 一个坏事都是咎由自取

 


f:id:rishizi:20170306005306j:image
f:id:rishizi:20170306005312j:image

上海に来て二週間、授業が始まって一週間がたちました。まずまず暮らせています。授業は外大の語文コースの授業をすべて中国語で受けているような感じです。そり舌がない発音にまだあまり慣れていません。

やはり上海、この二週間ですでにいろいろな業界の日本人の方とお会いする機会に恵まれました。それぞれの業界にそれぞれのよさがあるな、と思わせられたのはみなさん共通して自分の仕事に誇りを持っているということでした。こんなふうに楽しそうに仕事ができたらいいなと思うような方ばかりでした。

最近は人に物を頼まれること、物を頼むことの難しさを感じています。もらいっぱなしではだめだしあげてばっかりもしんどい。特に来たばかりだといろんなひとに借りを作ってばかりになってしまいます。早く、自分にできることを見つけたいです。

そう、早く、早くって最近はすごく焦ってしまっている自分がいます。一年もない留学でどこまで語学力を伸ばしてどこまで就活に対するモチベーションを上げてどこまで中国を理解できるのか。国内外問わず自分の突き進む道を見つけて努力している友人、先輩、後輩を見ていると自分は今ここで何をしたらいいのかわからなくなります。

3月になりました。二十歳という自分にとって激動の一年をまもなく終えて、今月末にはやっと二十一歳になります。二十歳最後の一ヶ月、そして留学生活本格始動の一ヶ月、ひととのつながりを増やしていけそうな活動に少しずつ参加していくつもりです。

あ、そういえば尊敬する二人の先輩にいただいた手紙に、自分らしくしてれば充実した留学生活を送れると思うよ、あなたなら自分だけの納得いく留学にできると思うよって書いてあったんだった。授業が始まる日の朝に母が送ってきたwechatにも、あなたらしく、あなたなりに、周りの人とのかかわりの中で学び吸収していってほしいと願っています、って書いてあったんだった。

「私らしく」ってまだ自分にもよくわからないけど、いい二十一歳のスタートを切れるように3月もわたしらしく一日一日を大切に過ごしたいと思います。

 

中国留学:大学というよりは憩いの広場

今日の上海は気温がなんと18度まで上がったので、予定通り大学でいちばん高い建物である光华楼の目の前に広がる芝生の上で本を読むことにしました。

こんなに暖かくなったのはここ最近ではじめてのことであり、休みということもあってみんな同じことを考えたのか、もはや公園でした。きっとこれは復旦あるあるなんだと思う。
f:id:rishizi:20170305002550j:image

広場は、外大の中庭の軽く六倍はあると思います。ちっちゃい子が球蹴りをしたり、
f:id:rishizi:20170305002342j:image

シートに寝そべったり、
f:id:rishizi:20170305002846j:image

大の字になってたりします。この他にはピザパーティをしている女子学生もいました。春はひとを幸せにします。
f:id:rishizi:20170305002908j:image

縄跳びをしている女の子もいた。
f:id:rishizi:20170305003430j:image

 

やけに見かける子どもの数が多いなあと思ってこんなんを調べてみたのですが、
f:id:rishizi:20170305005518j:image

確かに日本よりは子供比率が高いけど、関係があるかどうかは不明です。

しかし大学校内なのに学生より子ども連れのほうが多かったのは確か。

モエレ沼公園を彷彿とさせました。

 

さて、わたしはというとミルクティーを飲みながら騎士団長殺しを読み終えました。感想に関してはインスタグラムのほうに載せたので省略。
f:id:rishizi:20170305003000j:image
f:id:rishizi:20170305002956j:image

 

お昼ご飯は大学の近くの食堂で食べました。中華料理といえばいろんなものを頼んでみんなでシェアするイメージが強いですが、これは盖浇饭といって白米の上に炒め物などおかずを載せる料理で、一人でも気軽に食べることができます。
f:id:rishizi:20170305003110j:image
ちなみにこれはピーマンとじゃがいもの千切りの炒め物。土豆丝とよばれるじゃがいもの千切りは中国では一般的でいろんな調理法がありますが、とても美味しいです。

 

そういえば今日はウォルマートと呼ばれる大型スーパーで60元のジーンズを買いました。めっちゃ安いけど履き古す用には悪くないと思います。
f:id:rishizi:20170305003520j:image

 

今日は中国のメッセンジャーアプリWeChatにおいて最近わたしがとても驚いたこととそれに関連することについて記しておきます。

それは、ラインやカカオトークと同じようにWeChatにもスタンプがあるのですが、それが前よりめちゃめちゃかわいくなっている!ということです。

 このようにわけがわからないものもたくさんあるのですが、
f:id:rishizi:20170305005900j:image

かわいいスタンプの種類が増えているように感じました。しかも日本より無料の範囲が広い。
f:id:rishizi:20170305005854j:image

更に中国では自分でとった写真やデータをスタンプにすることができるのです。
f:id:rishizi:20170305010105j:image

わたしはFacebookメッセンジャーでずっと使っていたゲロゲロスタンプがとってもお気に入りでWechatで使いたかったのでWechatでもスタンプにして使っています。

 

今日いちばんびっくりしたのは自転車に乗っている彼女を彼氏が横から支えていたこと。乗れないのか手に触れていたいのか彼氏がダイエット中なのかよくわからないけど、一人でいろいろ心の中でつっこんでしまいました。二人で一台ずつ乗るか、彼女が自転車に乗れないのだったら二人乗りするか歩けよっ!って。中国におけるカップルのコミニュケーションのとり方はたいへん興味深いところです。
f:id:rishizi:20170305010324j:image
 

 

中国留学:食べ物編

今日は某食品メーカーの上海支社で働いている知り合いの日本人の方と、その同僚の方たちに夜ご飯をごちそうになりました。

私がまだ上海に慣れてないため、わざわざ虹橋のほうからこんな辺鄙なところまで来てくださいました…

こんなとこにミシュラン一つ星のシンガポールレストランがあったらしく、そこでご飯を食べました。
f:id:rishizi:20170303232957j:image

店内も結構混んでて華金は中国にも顕在するのだと実感。日本では金土はだいたい決まってアルバイトをしてサービスを提供する側だったので、こちらでサービスを受ける側で居続けられるのは素晴らしい環境です。


f:id:rishizi:20170303233353j:image


f:id:rishizi:20170303233007j:image

シンガポール料理はわりとあっさりした味付けが多く、最近は皆同じ味に思えてきた食堂のご飯や屋台のポリタンクに入った油を大量に使った炒飯ばかり食べて暮らしているわたしには天国とも思われる一時でした。

シンガポールのビールもおいしかった。久しぶりにお酒を飲みました。

中でもお魚はスープまでお魚の出汁がきいておりとても美味しかったです。たぶん学生だけで行けるようなとこではないのですが、また機会があったら行ってみたいです。

 

中国の子どもは日本の子どものようにませてなくてかわいいです。小学校低学年の男女が手を繋ぎながら大声でなにかを楽しそうに歌いながらとっとこ歩いていたので少し幸せな気持ちになりました。

f:id:rishizi:20170303233710j:image

 

大学の構内で学生たちがバスケットボールをしている姿を見る親子。このあとで男の子にガン見されたので微笑み返しました。国籍不明な私の顔がきっとまだ世界をよく知らない彼らにとっては非常に珍しいのでしょう。

中国人の子どもにガン見される率が高いです。だいたいガン見されます。そして微笑みます。
f:id:rishizi:20170303233905j:image

 

ちなみに、こちらに来てもやはりあなた何人ですか、という質問や日本人ぽくないね、両親はどこの方、と聞かれます。日本人です。

 

中国は果物が比較的安く手に入ります。

f:id:rishizi:20170303234216j:image

今はちょうどいちごの季節だそうで寮の横の屋台ではおばちゃんが必死にいちごを売ってきます。私も買わされたのですが大きくて甘くて美味しかったです。
f:id:rishizi:20170303234224j:image

中国ではパイナップルは皮をむかれた状態で売っている。むいてないのもある。
f:id:rishizi:20170303234233j:image

中国に来てから毎食のように民は食を以って天と為すという言葉を実感します。

今のところの自分的ベストフードは、食堂の红烧肉と(罪な時間に食べる)屋台の炒飯です。もう少し高尚な食べ物を見つけていきたいものです。